保険金支払い管理態勢の整備は、事故受付から支払い手続迄の規程・マニュアル帳票類等の整備、管理プロセス、事後検証、報告ルール、人材育成等お客様への対応について、契約者等の保護に留意した取組みを行います。

お客様に損害調査のスケジュール及び保険金支払いの内容並びに根拠、又は支払い不能の場合の根拠について納得の得られる対応、且つ分かり易い説明を実践します。

客観性・透明性の高い業務を実施するにあたり、必要な経営資源を確保するとともに、公平・公正な損害調査を実践する為、社内他部門を含め、リスク・コンプライアンス委員会による業務適正性の監視をする態勢を整備します。

保険約款の表現や解釈について、契約者等の保護に関し重大な影響を与えるものや、公平・公正な支払いに影響を与える問題点並びに契約者等からのニーズについて、商品管理・開発部門に改善提案を行います。

保険金支払い可否判断や規程・マニュアルのうち契約者等の保護に係わる重要な事項についての策定・改廃は、リスク・コンプライアンス委員会を経て、取締役会の決議によります。事故の発生状況・保険金支払い状況並びに重大事故・特徴的な傾向については、リスク・コンプライアンス委員会を経て、担当役員が取締役会に定期的に報告します。